肺ペストの予防法と対策!薬など治療法【発症原因や感染経路も】

11月12日にウェブサイトで公表されたところ、中国、北京市朝陽区の病院で肺ペストの患者2人が治療を受けているということです。二人は現在隔離された上での治療を受けていますが、1人は重体ということです。

中国当局は、感染拡大を防止するために、2人の患者と接触があった人を特定して健康状態を調べていますが、今のところ、感染拡大はしていないようです。

 

この患者はいずれも中国北部のモンゴル自治区出身で、この地域でペストの患者が出たのは今年に入って二度目になります。5月には、モンゴル人の夫婦がマーモットという動物の腎臓を生で食べたことで肺ペストに感染し死亡しています。

あまりなじみのない病気の「肺ペスト」ですが、いったいどんな病気なのでしょうか?予防法や治療法をご紹介します。

肺ペストとは何?その発症原因は?

 

 

ペストの発症原因はノミが菌を持っているネズミの血を吸って、次に人の血を吸うことによって感染させたり、感染者の血痰の菌を吸い込むことで感染します。以前は、死亡率の高さとかかった後皮膚が黒くなることで、黒死病と呼ばれました。

肺ペストとは、いくつかあるペストの中の一つで、その発生は非常にまれですが、治療が遅れると死に至る病です。

腺ペストが80~90%で敗血症ペストが10%となっています。肺ペストの感染経路は、ネズミなどが持っているペスト菌が人の肺に入って重篤な肺炎が起こる感染症です。肺ペストになった人からの感染経路は、咳やくしゃみなどの飛沫感染によります。

 
 
◆肺ペストの感染力

肺ペストは2次感染力がとても強く、患者の咳によって簡単に飛沫感染します。

 

肺ペストの予防法と対策

 

肺ペストの予防法としては、ペスト菌を持つノミがネズミによって運ばれるので、ペスト菌をもつノミやノミが住み着くネズミを駆除すること。患者の2ⅿ以内に接近する場合は、マスクや、目から感染するのを防ぐためのゴーグル、ガウン、手袋を着用します。腺ペストでは、患者の体液に触れないことです。
 
 
現在、予防するための有効なワクチンはありません。

今まで感染が起こった地域ではネズミが生息する場所には行かないことが重要となります。

肺ペストは飛沫感染なので、肺ペストが流行している場合、その地域には行かないこと、そして激しい咳をしている人に近寄らないように注意することです。

万が一、接触してしまった場合、すぐ医療機関を受診することです。そして抗生物質の投与などの発症を食い止めることが重要です。

 

肺ペストの治療法や薬はある?

 
 
肺ペストは抗菌薬による治療が可能で、とても効果が高いです。しかし、発症後早期の治療が必要です。

 

肺ペストの潜伏期間は約1~4日で、その後高熱、咳、急激な呼吸困難、泡立った血痰、39~41度の高熱などの症状となります。早期の治療をしないと、発症してから半日から数日で高い確率で死亡します。

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