肛門日光浴や血液クレンジングの効果ある?嘘?やり方や健康被害!

最近、「肛門日光浴」なる健康法がSNSで話題となっています!

「やってから元気が湧き出てきた」「ぐっすり寝れる」などの効果を語っている人が多いようなのです。少し前に芸能人を中心に話題となった「血液クレンジング」という健康法もありましたが、効果は実際のところどうなのでしょうか。

それでは、「肛門日光浴」、「血液クレンジング」は効果があるのか、嘘か?そしてそのやり方と健康被害はあるのかについてお伝えします!

「肛門日光浴」とは?やり方は?

 

「肛門日光浴」のやり方はとても簡単で、お尻を出して日光に15分間当てるというものです。

体勢は特に決まりはないようで、横向きに寝転んだり、うつ伏せなど好きなポーズで大丈夫です。
ただ、肛門が日光に当たることを注意しなければならないですね。

 

「血液クレンジング」とは?

 

それでは、少し前に有名人や芸能人の方々がやはりSNSで発信して話題になった「血液クレンジング」はどうでしょうか?

こちらは手軽に自分でできる健康法というものではなく、クリニックへ行かなければ施術を受けることはできません。

 

クリニックによって少しそのやり方には違いがありますが、

①血液を採取し(100~250ml)、②医療用オゾンをガラス容器に入った血液に加えます。③専用のガラス容器内で、血液にオゾンガスを溶かす。(この時血液は鮮やかな赤色に)④オゾンが解けた血液を点滴で体内に戻す。
これが「血液クレンジング」のやり方です。

 

どす黒い血液は、静脈血といって二酸化炭素を多く含む血液なので赤黒いのがその理由です。

そしてここにオゾンを入れると、この血液のヘモグロビンと酸素が結合して動脈血の赤色へと変化するのは当たり前のことなのですが、目の前でぱっと色が変わるとインパクトがあり、いかにもきれいになったような気がするのでしょう。

ここにクリニックで専門用語を使って医療効果を説明されると、更なるプラセボ効果で効くような気がしてしまうのでしょうか。

 

「肛門日光浴」と「血液クレンジング」効果はある?

 

「肛門日光浴」については、いわゆる日光浴みたいなものと考えるといいのではないでしょうか。

昼間、お尻を日光浴することで、解放感もあり、気分がよくなる・・・つまりは元気になるようだということです。

 

では「血液クレンジング」はどうでしょうか?

特定の病気の症状が和らいだとか、治癒したという信頼できる報告はないというのが現状です。しかし一部、帯状疱疹後の痛みや線維筋痛症の痛みが緩和したという報告はあるようです。

日本の保険診療でもアメリカのFDAでも承認されてなく、むしろアメリカでは2016年からオゾンの医療用としての使用は禁止されているのです。

オゾン療法をやっているクリニックではがんやHIVが治るとか心疾患にも効くと言っているところも多いようですが、そのエビデンスはまだ充分なものはありません。

 

健康被害は?

 

「肛門日光浴」についての健康被害はほぼないと言っていいでしょう。

いわゆる健康法なので、お尻を日に当てても害はありません。

 

しかし、「血液クレンジング」は、まず一度体から出した血液を体内に戻すということで、バイ菌が混入することによる感染症と血管が詰まるなどの血栓のリスクがあります。

そして、オゾンは毒性が強いガスです。しかし、わずかな量のオゾンでは十分な効果は期待できないので、人間の健康が安全に耐えられる量以上のオゾンを血液に混ぜなければなりません。DNAや白血球にダメージを与える可能性もあるといいます。

実際に、オゾン療法でアメリカの74歳の女性とタイの33歳の女性が亡くなっています。他には高カリウム血症と心筋梗塞の被害の報告が出ています。

 

まとめとして

 

「肛門日光浴」などの健康法によって健康意識が高まり、日ごろから気を付けることにより健康になるといういい効果を生むことはあり得ます。

また、「肛門日光浴」にはデメリットもあまり無いようですので安心して?試してみるのもいいと思います。

 

ただ、臨床結果が十分ではないとしても「血液クレンジング」は多くのリスクがあることを忘れてはいけないですね。安全性が確保されていないことを忘れないでください。

 

この施術が芸能人たちのご用達となった背景には、高額な自由診療なので特別感が演出されていることがあったようです。セレブ感をくすぐられたのかもしれません。

日本にはほかにも様々な健康法や保険診療外の診療がありますが、正しいものを見きわめる良いきっかけになったのではないでしょうか。

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