イランとアメリカ対立で開戦?戦争の可能性は?経緯をわかりやすく

2020年1月3日、イランのソレイマニ司令官がアメリカ軍の無人機によって車ごと爆破され、殺害されました。

ソレイマニ司令官はイランでは顔写真をプリントしたTシャツが売られるほど絶大な人気を誇る国民的英雄で、国民は怒りと悲しみに暮れています。

 

まだどのような形で行われるかは明らかにはなっていませんが、イランはソレイマニ司令官殺害の復讐をすると言っています。

 

イランとアメリカは40年以上もの間対立してきましたが、この緊張状態の中戦争になるのでしょうか。

そしてイランとアメリカはなぜ対立関係にあるのでしょうか、わかりやすく簡単にお伝えします!

イランとアメリカなぜ対立?経緯をわかりやすく

アメリカとイランの対立ですが、それはずっと前から続いていました。

 

第二次世界大戦後1950年代の初めイラン政府が石油資源管理をイギリスにされていたのを自国で管理しようとしましたが、アメリカ政府によって覆されました。

そしてアメリカ政府に服従の国王に従う王制制度が始まり、このころからイラン側のアメリカへの不信感は強くなっていったのです。

 

1979年に市民の多くが支持した宗教指導者が王制を倒したイラン革命が起き、同年11月にはイランの若者たちがアメリカ大使館を占拠、444日間も人質を拘束した事件があったのです。
このことがアメリカ側の根強い反イラン感情となってしまったのでした。

昨年末には抗議デモが起こり、イラクにあるアメリカ大使館は投石や放火され、大使館員たちは中に閉じ込められました。このことは前に起きたアメリカ大使館占拠事件を彷彿とさせる事態で、今回の攻撃を決める出来事となったのです。

トランプ大統領としてはアメリカ大統領選挙前に自分の力を見せつけたいという思惑があったようです。

トランプ大統領は今後もしイランが報復したら、すぐに大規模な攻撃をするとツイートをしました。
両国の緊張はますます高まっています。

また、アメリカ軍がイランのソレイマニ司令官を殺害したことは両国の対立をさらに深刻で緊迫したものにしています。

遺体がイランに戻り、イラン各地では追悼集会が行われました。ハメネイ師はアメリカに報復する構えです。

イランとアメリカが戦争の可能性は?わかりやすく

 

現状、トランプ政権がどういう意図だったかということにかかわらず、アメリカがソレイマニ司令官を殺害したことでイランと戦争状態にあります。

1月6日に行われた葬儀では「アメリカに死を」と叫ばれ、首都テヘランは数百万人の群衆で埋め尽くされたのです。
今後イランが報復するのは確実とみられています。

トランプ大統領がイランと戦争を望んでおらず、1979年のイラン革命で成立した体制を覆すことは狙っていないとし、専門家も全面的な戦争へは突入しないだろうとみています。

しかし予期せぬ形で戦争に発展してしまう可能性もあるとアメリカでは危機感をもって語られ始めているのです。

戦争に発展してしまう可能性はあるのでしょうか。

やはりそれはないのではないかというのが大多数の専門家の見方で、その理由としては、装備面での圧倒的な軍事力の差がある為イランがこのまま真っ向勝負を挑んだ場合自爆的な戦いとなることが確実だからです。

アメリカ側としても戦争ということになったら、アメリカ兵及びにアメリカ市民への甚大な犠牲は避けられません。

11月に大統領選挙を控えたトランプ大統領としても最悪の結果となってしまいます。

そういった理由から、両国にとって戦争を回避した方がよいという選択は明白でしょう。

イランからミサイルが数十発

 

最新の情報では、日本時間1月8日午前7時半ごろイランがイラク国内のアメリカ軍と有志連合軍に対して十数発以上もの弾道ミサイルを発射したことが明らかになりました。

 

緊迫した両国の状態は変わらずです。
安倍総理をはじめ各国では回避するための策を講じているところです。

 

最悪の結果にならないことを祈るばかりです。

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