【Paidy悪用の手口と仕組み】メルカリ詐欺被害と対策と補償!

主にメルカリの取引で、オンライン後払い決済「Paidy」のシステムを悪用した詐欺被害が相次いでいるとネット上で話題となっています。

Paidyはこの対策として一部のオンラインショッピングサイトでのサービスを一時停止。そして、詐欺に合った人はPaidyの支払いをしなくてもいいという対応を取っています。

Paidyはこの詐欺被害者に対して丁寧な対応を取っていき、経済的な負担をかけないよう対応するとのコメントを発表しています。
また、この詐欺に関する被害届を警察に提出する予定とし、犯人に対しては損害賠償を請求すると法的措置の検討もしているようです。

それでは、メルカリのPaidyを悪用したその手口と仕組みについて、そして実際の詐欺被害はどんなものか、その対策と補償についてもお伝えします!

 

Paidy悪用の手口と仕組みについて

1月からSNSで話題となっているこのPaidyの悪用による詐欺ですが、その手口はこうです。

 

①メルカリを使い商品を出品しようとする出品者Aは、その時点でその商品を持っていない。ネット上の画像を拝借しメルカリで出品。②売買契約成立し、出品者Aは購入者Bの個人情報を知る。そこでその情報でPaidy翌月払いでAmazon,ヤマダ電機などの通販サイトから商品を手配する。

③商品は購入者Bへ配送されて、その後出品者Aはメルカリから商品代金を得る。

④Paidyは出品者AのメールアドレスとSMS宛に請求を送る。出品者Aはそれを無視して払わない。

⑤商品の配送先の住所、つまり購入者Bの自宅宛てにコンビニ請求書が届く。

つまり、購入者Bはメリカリ経由ですでに支払いをしているのにPaidyの請求書も届き、二重で支払いをしなければならなくなってしまうのです。

しかも出品者Aは全く一銭も払わずして代金を搾取するのです。

Paidy決済の特徴とは?

 

Paidyは、海外では主流のBNPL(Buy Now Pay Later)のサービスとして2008年にエクスチェンジコーポレーションという社名で設立されました。

オンラインショップで最も簡単に利用できる決済サービスで、事前登録やクレジットカードは必要なく、携帯電話番号とメールアドレスのみで決済できます。

また支払いはまとめて月1回の支払いで大丈夫なのです。

必要な個人情報は、メールアドレスと携帯電話番号のみ。
しかも本人確認はSMSで送られた認証コードで簡単にできてしまうという手軽さが逆に詐欺行為に悪用されてしまったというわけです。

メルカリでの詐欺被害

Paidy悪用の詐欺被害は129件以上(15日正午時点)起きています。

ある詐欺被害にあった男性の話です。

男性はNintendo Switch(希望小売価格・税込み3万2978円)を、メルカリで送料込み3万円で購入し、コメントしても変身はナシで配送方法は未定でした。
相手のユーザーの評価はゼロでしたが、価格の安さに惹かれて購入してしまったといいます。

「購入時にはPaidy詐欺の危険性を知りませんでした」と取材に語りました。
匿名配送でないのも特にその時は気にならなかったが、購入して4日後にヤマダ電機から直接商品が配送されてきて初めて不審に思ったといいます。

男性は出品者に「ヤマダウェブコムから配送されましたか?」と聞くと「佐川急便です」との回答と問い合わせ番号を送ってきただけでした。

男性は商品を受け取ってしまったことを後悔しているとコメントしています。

 

Paidy詐欺にあわないための対策と補償について

Paidy詐欺はフリマサイトの情報を見ただけでは詐欺かどうかの判断は完璧にはできません。

Twitterでは、メルカリでの評価がゼロで、かつアカウント名が「日本人の漢字の名字のみ」や「アルファベットの大文字4~5文字の羅列」など、詐欺が疑われるアカウントの見分け方がツイートされています。

他にはメッセージ機能を有効に使って、出品者と連絡をきちんと取ること、実物の商品の写真を見せてもらうことも必要です。インターネットで公開している写真を無許可で流用している場合などはGoogleの写真検索機能を使い、確認するのも役立ちます。

Paidy社のコメントです。

このたびは弊社の決済サービス「Paidy」を悪用した詐欺で、お客様に多大なご迷惑をおかけしておりますことを心よりお詫び申し上げます。被害に遭われたお客様には、不当な経済的負担をおかけすることがないよう全社を挙げて対応しております。
本件は、悪意ある者がフリマアプリで取得した情報を不正に使い、加盟店様サイトで「Paidy」決済を利用して、詐欺行為を行ったものであります。詳細に関しては加盟店様を含めた関係各社の皆様と連携を取り、現在対応しております。弊社としましては、詐欺に関する被害届を警察に提出する予定であり、今後警察の捜査に全面的に協力すると共に、悪意ある者に対しては損害賠償を請求する所存です。
弊社としましては、今後不正利用防止策の見直しを行い、再発防止を徹底してまいります。同時に、当面は被害拡大を防ぐため、悪用の懸念が高いお取引における「Paidy」決済サービスのご提供を一旦制限、もしくは停止いたします。本件の対応が完了次第、早急にサービスを再開させていただく予定です。

 

詐欺にあった人は料金を二重払いせずに済むようですが、出来れば未然に防ぎたいもの。

インターネット取引の手軽さの裏をかいた巧みな詐欺ですが、いたちごっことなってまた違う手を使った詐欺行為が現れないとは言えません。

自分の身は自分で守りましょう!

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