新型コロナの影響を受け、東北では大学リーグ戦が延期され、高校野球の春季大会も中止となってしまいました。
そんな中、この秋に開かれるドラフト候補の仙台大学4年生・宇田川優希投手にスカウトたちの注目が集まっています。
最速で152㌔を投げ、落差の大きいフォーク上位候補の呼び声高い、宇田川祐樹投手のプロフィールや、ドラフト予想などお伝えします!
宇田川優希投手のプロフィール

出 身 地 : 埼玉県越谷市
生年月日 : 1998年11月10日(21歳)
身 長 : 184cm
体 重 : 95kg
投 打 :右投右打
ポジション:投手
学校:埼玉県立八潮南高校→仙台大学
宇田川選手の父は日本人で母はフィリピン人、宇田川選手は5人兄弟の3番目です。
小学校2年生の時に野球を始め、守備は外野手でした。その後、小5の時に投手を務めて市内大会でチームを準優勝へ導きました。
幼少期、すでに才能は開花していたんですね!
以外にも中学時代は目立たない普通の選手だった宇田川選手でしたが、高校3年生の時に状況は一変しました。
春の県大会の1回戦、杉戸高校との試合で15三振を奪い完投勝ちをおさめ、2回戦の北本高校との試合では、8回3分の2を投げて勝利投手となりました。
更には3回戦の正智深谷高校との試合で延長15回212球を一人で投げぬいて引き分け再試合に持ち込んだのでした。
結局は破れてしまいましたが、この時に142㎞を出して、プロ野球のスカウトたちの目に留まり一躍クローズアップされたのです。
性格は陽気で明るい性格のようです。
宇田川優希投手の評価
・「ゆったりとしたフォームからガンッと伸びのある直球がくる。リリースポイントが高いので高めで空振りが取れる。腕が遅れてくる感じで打ちにくい。プロの打者と対戦したことで通用する部分とそうでない部分が勉強になったと思う」(ロッテ・柳沼スカウト)
・「角度のある、重くてキレのいいストレートがある。フォークもいい。体が大きくなったけど、投げ込んでいけばもっと良くなる。(大卒だけど)即戦力というよりも素材型。鍛えていけば面白い」(広島・近藤スカウト)
・「スケール感が大きい。プロのトレーニングで体が引き締まってくれば、グッと伸びる可能性がある。球速も球の精度もまだまだ上がりそう。鍛えていけば大きく伸びる可能性を秘めている」(ソフトバンク・作山スカウト)
・「真っすぐはすばらしい。これから精度も上がっていくだろう」
「フォークが打者に近い所で落ちているのが良い。1年順調にいけば上位候補になる」(DeNA・欠端スカウト)
・「身長184センチと体があるし、球が強いので楽しみ。上位の可能性も」(楽天・後関スカウト部長)
・「(宇田川ら仙台大の4投手について)球の力は持っている。また見に行きたいと思います」(ロッテ・柳沼スカウト)
この秋のドラフトでは、宇田川選手を上位候補と評価する球団は多く、150㌔近い球の速さと、コントロール、下半身の使い方など、さらに化ける可能性を秘めた伸びしろを感じる選手で「守護神候補」とも言われています。
落差の大きいフォークがいい、うまく行けば抑えで使えそうな選手と期待されています。
宇田川優希投手のドラフト予想
楽天と横浜のスカウトからの評価が高く、上位指名が予想されます。
・楽天・後関スカウト部長のコメント
「(身長が)184センチと体があるし、球が強いので楽しみ。上位の可能性も」
・横浜DeNAの欠端スカウトのコメント
「1年間順調にいけば上位候補になる。ドラフト上位候補として見ている」
スポーツ界もまた、コロナの影響を受け続けていますが、この秋に開かれるであろうドラフトが楽しみです。
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