森奈津子さん原作の人気小説「ノンセクシュアル」がいくつかの改変を経て♧バージョンと♠バージョンに分かれて舞台化を遂げました。
相葉裕樹さん初め豪華キャストによって「愛情と執着は何が違うんだろう?」というテーマの元に何気ない日常に映る様々な感情、そして見え隠れする狂気が表現されている作品です。
しかし新型コロナウイルスの影響により舞台は残念ながら延期となり、新たに編集を加えて朗読劇として動画配信が行われることとなりました。
今回はそんなノンセクシュアルの朗読劇の日程や出演者、チケットの購入方法についてまとめました!
朗読劇「ノンセクシュアル」の日程、チケットの購入方法について
「ノンセクシュアル」の朗読劇版の細かな日程やチケット購入方法です。
なお舞台版は延期が決定し、2021年の秋以降の公開となる見込みです。
朗読劇版の概要
日 程: 6月14日(日)、16日(火)、17日(水) いずれも13時30分開場 14時開始
事前販売: 5月25日18時~6月17日23時59分まで
購入方法: 配信会社SPWNに無料会員登録、ログイン後該当ページにて希望の日時、バージョンのチケットを購入
チケット価格: ♧バージョン、♠バージョン どちらか片方の視聴のみ 各4200円
両バージョン共に視聴のみ(同日配信限定) 8200円
どちらか片方のイメージ版DVD付き/インタビュー版DVD付き各6200円
両バージョンのイメージ版DVD&インタビュー版DVD 12000円
※DVD版付きの購入には住所の登録が必要となっています。
相葉裕樹さんや他の出演者について
「ノンセクシュアル」の出演者について
舞台版、朗読劇版ともにキャストは同じです。
相葉裕樹
本作の主演の1人であり、主要キャラ3人のうち2人をダブルキャストで演じています。
1987年生まれの32歳(2020年5月現在)千葉県出身で現在はグランアーツ事務所に所属しています。
「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」での受賞やミュージカル「テニスの王子様」の青学2代目キャストとしての出演を経て本格的に俳優活動を開始、2004年に映画デビューを果たします。
2009年にスーパー戦隊シリーズの「侍戦隊シンケンジャー」にてシンケンブルーとして出演したことで人気が拡大し、同年にマキシムカフェメニューの広告キャラクター就任と活躍の幅を広げました。
また声優としても活躍の機会は多く、アニメ版の「テニスの王子様」にも出演しており(ミュージカル版とは異なるキャラを演じている)、2013年には「銀河機攻隊マジェスティックプリンス」にて自身初となるアニメ主演に抜擢されました。
一時は体調不良で活動を休止していましたが、2019年の「レ・ミゼラブル」にて活動復帰、同年には活動15周年記念ファンイベントを開催しました。
鯨井康介
本作の主演の1人であり、相葉裕樹さんと同じく主要キャラ3人のうち2人を演じます。
1987年生まれで埼玉出身の俳優であり、プロダクション尾木に所属しています。
母親が日本舞踊の師範であったことから4歳から日本舞踊に取り組み、高校一年生で初の公演に参加し事務所入り、2004年には国立劇場で女形に挑戦しております。
相葉裕樹さんと同じくミュージカル「テニスの王子様」にも出演しており、声優や俳優の他にもCDデビューなど幅広い活躍を見せています。
相馬圭佑
本作の主演の1人であり、相葉裕樹さんと鯨井康介さんと同じく主要キャラをダブルキャストで演じています。
1986年生まれの神奈川出身で、ヒラタオフィスに所属していましたが、現在はフリーで活動しています。
2008年に映画「フレフレ少女」にて俳優デビューを果たし、2014年には映画「太陽からプランチャ」で自身初の主演を務めました。
相葉裕樹さんとは「侍戦隊シンケンジャー」にてレギュラーとして共演しており、また一緒にユニットを結成するほど仲が良く、インタビューによると週2で会っているそうです。
相葉裕樹さんは鯨井康介さんとはミュージカル「テニスの王子様」においての主要キャストとしての共演、相馬圭佑さんとは「侍戦隊シンケンジャー」にてレギュラーとしての共演を果たしており主要キャスト3人は互いに深い関わりを持っています。
「ノンセクシュアル」には他にも声優や歌手としても活躍しているさかいかなさんや、数々の舞台作品に出演している松村龍之介さんがシングルキャストで出演しています。
「ノンセクシュアル」の概要、見どころについて
「ノンセクシュアル」の原作小説との変更点や見どころなどについてまとめました。
同作品は原作小説では女性目線で物語が進みますが、舞台や朗読劇版においては男性キャストによって演じられます。
主人公の職業にも変更が加えられ、それに伴い作品の舞台も変化が盛り込まれたものとなっています。
「愛情と執着は何が違うんだろう?」というテーマの中で、ある出来事に対しての各々が抱く様々な感情の違いが複雑に絡み合い展開することで、出来事の加害者と被害者がいつの間にか入れ替わり、普段通りの日常に潜む狂気を感じさせる作品となっています。
更に主要キャラ3人を主演キャスト3人が2人ずつ演じるダブルキャストによって、同じキャラクターとストーリーでも違った形で「愛と執着の違い」が表現されることとなるでしょう。
コロナウイルスの影響とはいえ舞台化を元にした朗読劇という今までにない取り組みに挑戦している本作は非常に期待がかかっています。
登場人物の複雑な心理を表現することが必須なこの作品が舞台ではなく朗読劇という変則的な条件下でどの様に演じられるのか、今後より一層の注目を寄せるべきでしょう。
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