「アーヤと魔女」ジブリアニメあらすじと原作は何?ハウルとの違いも

宮崎駿氏と彼の長男である宮崎吾郎氏のコンビがそれぞれ企画と監督を担当した新作アニメーション作品である「アーヤと魔女」が、2020年冬にNHK総合テレビで放送されることが決定しました。

本作はスタジオジブリ史上初の全編が3DCGで製作される長編アニメーション作品であり、現在のところ劇場公開ではなくテレビでのみ放送される予定です。

この「アーヤと魔女」には原作となる作品が存在し、その作品は同じくスタジオジブリの名作であるハウルの動く城とも密接な関わりがあります。

 

今回はジブリアニメ「アーヤと魔女」の主なあらすじ、その原作は何か、ハウルの動く城との違いについてまとめてみました。

ジブリのアニメ、アーヤと魔女のあらすじ

◆「アーヤと魔女」の簡単なあらすじ

主人公のアーヤは自分が魔女の娘とは知らずに今まで育ってきましたが、とある出来事から奇妙な家に引き取られることとなり、そこに住む意地悪な魔女と共に生活していくこととなります。

魔女から魔法を教えてもらえると思っていたアーヤですが、毎日こき使われてばかりの生活にうんざりし、魔女に仕返しするための呪文をこっそり作ることを試みる、というあらすじになっています。

 

プロヂューサーの鈴木敏夫氏曰く「アーヤ」は世界一賢い女の子の物語であり、アーヤがその賢さを武器に強かに生きていく姿がこの作品の最大の特徴です。

それはコロナ禍の後、世界はどうなり私たちはどう生きていくのかという事にも繋がってくると考えられます。

また、主人公が魔女を扱っているジブリ作品であっても「魔女の宅急便」とは様々な違いがあり、魔女の宅急便の主人公であるキキの性格は前述の賢さと強かさが特徴のアーヤとは違った印象が感じられます。

また、アーヤは自分が魔女の娘とは知らずに生まれ育ってきましたが、キキは一人前の魔女になるための修行として街で一人暮らしを始める場面から始まり、魔女の自覚や価値観も異なっています。

そういった他のジブリ作品と比べながら楽しめる点も本作品の魅力と言えるでしょう。

アーヤと魔女の原作は?

「アーヤと魔女」には原作となる作品が存在しています。

この作品の原作は、ダイアナ・ウィン・ジョーンズ氏による同名の児童小説が原作となっています。

ダイアナ・ウィン・ジョーンズ氏はイギリスの著名なファンタジー作家で主に魔法を扱う子供向け作品を世に出してきました。

代表作は「大魔法使いクレストマンシーシリーズ」などの他に「ハウルの動く城」の原作者としても広く知られ、本人もまた相当なジブリのファンでもあります。

アーヤと魔女も宮崎駿氏がこの作品を知り感銘を受けたことがきっかけとなり今回の長編アニメーション化が決定することとなりました。

ハウルの動く城との違い

今回放送される「アーヤと魔女」は「ハウルの動く城」と同一の原作者によって描かれた作品ですが、ジブリによってアニメ化される上でどのような違いがあるのでしょうか。

まず最も大きな点は本作品がアニメ化するにあたって大きく注目を集めたポイントでもある完全3DCG作品であるという点です。

3DCGで製作されるアニメーションは段々と普及が進んできており、最近の有名な作品だと映画では「STAND BY MEドラえもん」や「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」、テレビアニメでは「けものフレンズ」や「ケムリクサ」などの作品が3DCGで作られています。

 

「ハウルの動く城」は多くのジブリ作品と同様に手描きで描かれており、ジブリスタジオで伝説的な記録を打ち立てた作品のほとんどは手描きベースで作られています。

3DCG作品も普及が進み広く受け入れられてきたとはいえ、「3DCGは魂がこもっていない」といった批判をする人やなんとなく従来のアニメーションと比べて違和感を抱き3DCG作品を忌避する人は依然として少なくありません。

ジブリにとっても新たな試みである3DCGによって見たこともないような世界観が魅力的に描かれ、3DCGが更に受け入れられるきっかけとなるかもしれません。

また、ジブリアニメの有名な法則であるタイトルが「〇〇の〇〇」となる、という法則にも「アーヤと魔女」は似てはいますが当てはまっていません。

 

 

宮崎駿氏は本作の監督ではないとはいえ、「風立ちぬ」公開時の引退発表以来の新作アニメーション作品となるこの作品には強い注目や期待が集まっています。

また全編3DCGでの製作など新たな取り組みも多い一方で、スタジオジブリ全盛期とも言える作品に非常に多いファンタジー色が強い作品であるため、ある種懐かしいとも言えるどこか幻想的な作風も垣間見えるかもしれません。

この様に「アーヤと魔女」はジブリの新しい要素と懐かしい要素が合わさり、今まで見たことも無いような作品に仕上がっていると考えられます。

2020年の冬に見るのが待ちきれない作品ですので、宮崎駿氏が現在手掛けている「君たちはどう生きるか」とも合わせて楽しみに待っていましょう!

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