ステイホーム中の外出でジャニーズ事務所から謹慎処分が言い渡され、そしてその後ジャニーズ事務所退所となった手越祐也が記者会見を行いました。
記者会見には会社側から弁護士を付けて話し合いをして欲しいという要望があったということで、その時についた弁護士が同席していました。
今、その弁護士について「宮崎駿似のあの弁護士は誰なのか」ということがネット上で話題になっています。
あまりにもその風貌が宮崎駿にそっくりだったからでしょう。
元ジャニーズ事務所所属の手越祐也が記者会見
ジャニーズの人気グループ「NEWS」のメンバーの一人だった手越祐也さんはもともとプライベートでの派手な交友関係や奔放な立ち居振る舞いが原因で週刊誌やワイドショーを賑わせる存在でした。
過去にはさまざまな女性関係のスキャンダルがあり、女性の影がタブーとされていたジャニーズにおいて、派手に遊びまわるプレイボーイとしての一面はファンも認めているほどです。
今回週刊誌に報じられたステイホーム中の女性との飲み会に参加したという件についても、「手越ガールズ」や「手越キャバクラ」などと報じられています。
記者会見では外出をしてしまったことや周りの方へ迷惑をかけてしまったことへの謝罪はありましたが、その多くは週刊誌に書かれていたことに対する訂正と真実についての話でした。
そんな中で「コロナウイルスをうつされても面倒なので…」や「お仕事の話をするときに~、女性を連れてきて欲しいと言われ、いいですよと」といった頭をかしげてしまうようなお話をしてしまうのも手越祐也さんならではの天真爛漫な印象を受ける会見でもありました。
これには記者会見を見ていた視聴者も賛否が分かれるところではあります。
「身勝手過ぎる」や「感覚がずれている」といった批判意見もあれば、「ポジティブだからいいんじゃないか」や「本人が円満退社と言っているのだからそれでいいじゃん!」など肯定意見も見受けられます。
これから手越祐也さんはYouTubeなどに活動の場を移していくようです。もしかするとこの記者会見もその足掛かりの一つだったのかもしれません。
宮崎駿似の髭をたくわえた弁護士はいったい誰?
前に述べたように天然な記者会見を行う手越祐也さんの隣で、微笑みをたたえながら見守る一人の初老の男性がいました。
高野弁護士です。
白髪に豊かな白髭を蓄えて、太めの黒縁メガネにと、見た目は「千と千尋の神隠し」や「となりのトトロ」などの映画監督で有名な「宮崎駿」に良く似た風貌です。
手越祐也さんの記者会見ではその内容よりも隣に座っていた弁護士のことが気になり、「宮崎駿」がトレンド入りしたり、「となりのトトロ」に引っ掛けて「となりの手越」というワードがネット上で話題になったりと高野弁護士に注目が集まっています。
高野弁護士はカルロス・ゴーン被告の弁護団の一人であったいうことで、かなりの大物弁護士が”手越祐也の記者会見に同席していた”ということも話題の要因の一つです。
カルロス・ゴーン被告の弁護士をしていたと聞いただけでも凄腕の弁護士なのだろうなということは想像がつきますが、実際にはどんな弁護士なのでしょうか。
高野弁護士の過去の弁護経歴
高野弁護士は刑事弁護界のレジェンド、三大刑事弁護人の一人とも呼ばれ、大きな事件を数多く扱ってきた弁護士です。
先にもお話ししましたが、国外逃亡を行ったカルロス・ゴーン被告の弁護団の一人で、ゴーン被告の保釈主導を行っていたということからも超大物弁護士であることが分かります。
カルロス・ゴーン被告と言えばもと日産自動車の会長であり、金融商品取引法違反で逮捕され、裁判を待たずに密出国を行いレバノンへ国外逃亡した人物です。
2019年の出来事なのでまだ記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。
ゴーン被告の国外逃亡を受けて、このとき高野弁護士は日本の司法の実態についてブログで「冤罪」であっても日本では「被告人」になることで人権が簡単に軽視される傾向にある、という厳しい言葉を述べています。
このような思いがあるからこそ、被告の弁護を引き受け、公平な裁判が行われるように尽力するのでしょう。
また、近々の事件で言うと東名高速道路で煽り運転を行った末に道路上に停止させ追突事故を引き起こした事件である東名高速夫婦死亡事故を担当。
それから当時、日本中を震撼させた地下鉄サリン事件も担当をしています。
・オウム真理教事件 高橋克也 一審
・会社員VX殺害事件
・オウム被害者の会 会長VX襲撃事件
・公証人役場事務長逮捕監禁致死事件
・東京都庁小包爆弾事件
その他上記の事件の弁護を行っています。
高野弁護士は早稲田大学法学部卒業、埼玉弁護士会に弁護士登録後、サザン・メソジスト大学ロー・スクール卒業。
その後埼玉弁護士会から第二東京弁護士会に登録換えを行い、現在は高野隆法律事務所代表パートナー弁護士として活躍されています。
これだけ凄腕の弁護士がついてくれるだけの人脈がある手越祐也さんなので、これからの活動にも期待をしたいですね。
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