この記事では、『コクリコ坂から』の松崎海(メル)と俊のその後について解説していきます。
宮崎吾朗監督作品『コクリコ坂から』は、昭和30年代の横浜を描く青春アニメーション作品です。
主人公の少女・松崎海(メル)と、男子高校生・風間俊が惹かれ合っていくが、そこには大きな障害があって…というのがストーリーの大筋です。
映画「コクリコ坂から」を見た方の多くは、「その後松崎海(メル)と俊のふたりはその後結婚したのか?」ということが気になっていると思います。
松崎海(メル)と俊のふたりがその後結婚したのかどうか、詳しく見ていくことにしましょう。
映画『コクリコ坂から』について
まず初めに、映画『コクリコ坂から』についておさらい的に解説しておきます。
映画「コクリコ坂から」は企画・脚本を宮崎駿さんが務め、その息子の宮崎吾朗さんが監督する長編アニメーション作品です。
映画『コクリコ坂から』は、宮崎吾朗さんが『ゲド戦記』に続いて監督を務めた作品になります。
2011年7月に公開され、公開年の興行収入では邦画で一位となる44.6億円を記録しています。
第35回日本アカデミー賞を受賞するなど、高い評価を受けています。
ふたりの行く手を阻む障害とは?
そもそも、松崎海(メル)と風間俊のふたりを阻む障害とはなんだったのでしょうか。
それは、二人の父親が同じ人物であること、つまり二人が異母兄妹であるということでした。
松崎海(メル)と風間俊は、「カルチェラタン」の取り壊し反対運動へ一緒に参加していくうちに、次第に惹かれ合っていきます。
そんなある日、海(メル)は俊に亡くなった父親の写真を見せます。
俊に亡くなった父親の名前を聞かれ、海(メル)は素直にそれに答えるのですが、その名前を聞いた俊は急に様子がおかしくなるのでした。
自分の家にも、同じ男性が写った写真があったからです。
俊は一緒に暮らす父親に写真を見せ、「この写真の男性が俺の本当の父親ではないか」と尋ねます。
俊の父親は覚悟を決め、写真に写っている男性・澤村雄一郎が、まだ赤ん坊だった俊を家に連れてきた時のことを話すのでした。
その後、急にしおらしくなった俊のことが気がかりで、海(メル)は「嫌いになったのならはっきりそう言って」と俊に言い放ちます。
俊は渋々、澤村雄一郎が自分の本当の父親であることを明かす…というのが、映画『コクリコ坂から』での流れになっています。
その後、二人は近くの港に停泊していた澤村雄一郎の古い友人・小野寺善雄のもとを訪れます。
小野寺は成長した海(メル)と俊の姿を見て喜び、俊の実の父親が立花洋という人物だと告げます。
詳しい話はここでは省略しますが、小野寺の話が本当だとしたら、二人は赤の他人であるということになります。
松崎海(メル)と風間俊、その後のふたりは結局結婚する?
結局、松崎海(メル)と風間俊のふたりは、その後結婚するのでしょうか?
映画『コクリコ坂から』では、ふたりがコクリコ荘の旗を見上げるところで終わっており、その後ふたりがどうなったのかは分かりません。
事実のみを述べさせてもらうなら、ふたりが結婚をすることは可能です。
小野寺の話が本当なのだとしたら、海(メル)と俊はあくまでも戸籍上のみの異母兄妹であり、血縁関係はないということになります。
なので結婚はすることが可能なのですが、『コクリコ坂から』では二人のその後は描かれておらず、見ている人の想像に委ねる形になっています。
なかなかニクイことをしてくれます。
『コクリコ坂から』のその後、二人がどうなるのかは分かりません。
二人は皆様の想像している通りに結婚するのかもしれませんし、あるいはしないのかもしれません。
ふたりのその後は、『コクリコ坂から』をご覧になった方一人ひとりが、思い思いに想像すればよいのではないでしょうか。
■まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では、『コクリコ坂から』の松崎海(メル)と風間俊の間に立ちはだかる障害と、ふたりはその後結婚するのかどうかについてまとめさせていただきました。
2020年8月21日、『金曜ロードSHOW!』で放送されるとのことですから、時間がある方は是非ご覧になってみてはいかがでしょう。
長澤まさみさん演じる少女・松崎海と、岡田准一さん演じる男子高校生・風間俊の二人の姿を描いた作品です。
もしもあなたが年端もいかない子供だったとしたら、『コクリコ坂から』はあなたに、言いようもないロマンティックな一時を与えてくれることでしょう。
もしもあなたが一端の大人であるとしたら、『コクリコ坂から』はあなたに、ついぞ忘れていた青春の味を思い出させてくれるでしょう。
もしもあなたが、作中の彼らと同じ学生であるとしたら、『コクリコ坂から』はあなたに何をしてくれるのでしょうか?
物語の背景にあるのが「カルチェラタン」解体への反対運動ということもあり、『コクリコ坂から』に登場する学生たちはみな、ひたむきな「生きる活力」みたいなものを帯びているように思います。
そんな学生たちは、今を生きる学生たちに、何を与えてくれるのでしょうか?
私は映画『コクリコ坂から』を見て、そんなふうに感じました。
宮崎吾朗監督による珠玉の青春映画『コクリコ坂から』。
名作であると言って、間違いないでしょう。
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