ワセリンを髪に使ってもいい?傷む?メリットとデメリットを解説!

ヘア
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冬、空気の乾燥により、髪の毛も乾燥しがちになります。
普段以上にパサつきや広がりが気になって、なかなかうまく髪がセットできない!

そんなふうにイライラした朝を迎える方も多いのではないでしょうか?

今回は、そんな冬の髪の乾燥を助けてくれる、ワセリンを使った乾燥対策方法を紹介します。

この記事は毛髪診断士みゆきが執筆しました。

毛髪診断士証の画像

冬の髪の毛は乾燥しやすい

冬になると空気中の湿度も低くなり、お肌だけでなく髪の毛もパサつきがちになります。

加えて、冬には冷えを防ぐためにエアコンや、ヒーターなどの暖房器具を使いますよね。
それにより、さらに部屋の乾燥が悪化してしまいます。

部屋の中で過ごしているだけなのに、肌や髪の毛の水分がどんどん失われてしますのです。

部屋が乾燥すると静電気も発生しやすくなります。
髪の毛は静電気によるダメージを受けやすいものです。

キューティクルが傷つき、潤いを維持していくことができなくなってしまいます。

もう一つ、冷えもお肌や髪の毛の乾燥を招くことがあります。
体が冷えることで、血行不良になり、体に必要な栄養がきちんととどかなくなってしまうのです。

特に頭皮や髪の毛の血管は細くなっています。
体の冷えによって血管が収縮することで、いつも以上に栄養が行き届きにくくなります。
そのため、髪の毛のダメージも深刻化してしまうのです。

さらに、年末年始は、飲み会やイベント、仕事納めなどで生活も不規則になりがちですよね。

生活リズムが崩れるうえに栄養バランスも悪化しやすいのがこの季節です。
髪の毛に必要な栄養も不足してしまい、結果、乾燥を悪化させてしまうのです。

ワセリンを使うメリット

薬局やバラエティショップなどで気軽に購入できるのが、ワセリンです。
体や顔など、さまざまな部分の乾燥対策におすすめの保湿剤です。

ワセリンの原料は石油です。
石油と聞くと少しびっくりする方もいるかもしれませんね。

でも、石油だって、もともと植物や動物が長い年月をかけて変化していったものです。

石油を肌に使用することができるように精製し、加工しているのがワセリンです。
実はとてもマイルドで使い勝手のよいアイテムなんですよ。

ワセリンは潤いが不足している部分に薄いバリアの膜を張り、水分の蒸発を防いでくれます。
このため、乾燥や刺激によるダメージを小さくすることができるんですね。

値段もリーズナブルで、最近では持ち運びしやすいミニサイズも販売されています。
乾燥が気になるとき、旅行先でもさっと取り出して保湿ケアを行うことができます。

ワセリンを使うデメリット

ワセリンを使用して髪の毛の乾燥対策を行う方法を紹介しました。
このとき気を付けたいのは、使用量に注意することです。
ワセリンは浸透しづらい保湿成分なので、つけすぎるとべたつきの原因にもなり、発汗を妨げてしまいます。
頭皮がべたついていると、不潔に見えてしまったり、髪の毛がペタンとなってスタイリングもうまくいきません。
ワセリンを髪の毛に使用する場合、適量は髪の毛の長さやボリュームによって異なります。
まずは、少量からはじめてみて、自分にベストの使用量を見つけてみてくださいね。

髪の毛の乾燥を防ぐワセリンの使用方法

1.ドライヤーの前に使用して

日々髪の毛を乾かしたり、セットをするためにドライヤーは欠かせないアイテムです。
しかし、ドライヤーの熱により髪の毛はの水分が失われパサついてしまうことがあります。

だからといって、自然乾燥は、より一層髪の毛へダメージを与えるためおすすめできません。

そんな時、入浴後タオルドライした髪の毛にワセリンを使用してから、ドライヤーを使ってみましょう。

過度な水分の蒸発を防ぎ、ドライヤーで乾かした後もパサつきを抑えることができます。

2.セット剤として

ワックスやスプレーなどでスタイリングを行っていると、髪の毛はダメージを蓄積させてしまうことがあります。

そんな場合は、ワックスの代わりにワセリンをスタイリング剤として使用するのもおすすめです。
ワセリンのおかげで、適度に髪の毛を落ち着かせることができます。

ワセリンのバリア膜のおかげで、日中のパサつきを防ぎ、髪の毛の潤いを保つこともできます。

3.頭皮の乾燥ケアとして

冬は髪の毛だけでなく、頭皮も乾燥しやすい季節です。

頭皮の乾燥は、フケやかゆみの原因にもつながります。

ワセリンを少量手に取って頭皮をマッサージしてみましょう。
ワセリンの作る膜が、頭皮から水分が蒸発するのをおさえてくれます。

まとめ

安くてドラッグストアで簡単に手に入るワセリンのヘアへの活用法はいかがでしたか。
適量を使って髪の乾燥を防いで、冬のパサパサを防ぎましょう

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