セルフで白髪染めや白髪染めトリートメントをして、思ったより髪が黒くなりすぎてしまった事はありませんか?
イメージした髪色と違った仕上がりだと悲しくなってしまいますね。
白髪染めで黒くなり過ぎた髪を明るくする方法はあります。
それは、すぐ髪色を明るくできるけれどすごく傷んでしまう方法と髪への負担をなるべく少なくして明るくする方法があります。
今回、美容師歴20年で渋谷区のヘアサロンオーナーのKさんに協力頂き、実際に検証しました。
白髪染めで黒くなりすぎた髪を明るくすることはできるか、美容室でヘアカラーとハイライトを試してみました。
この記事は毛髪診断士みゆきが執筆しました。
白髪染めで黒くなりすぎた髪を明るくする3つの方法
白髪染めで黒くなりすぎた髪を明るくするには、
- 市販のブリーチ剤を使った後に好みの明るめの白髪染めで染める
- 市販の明るい白髪染めを髪が傷まない程度に繰り返す
- 美容室で毛先は明るめ根元を暗めのトーンで白髪染めしてもらう
3つの方法があります。
1はエイジングの傷みやすい髪にはダメージが大きすぎるのでおすすめできません。
やり方としては、黒くなってしまった髪にブリーチ剤を塗り、脱色して明るくした後に更に明るめの白髪染めで染め直すという方法です。
ブリーチをするのも髪をとても傷めてしまう上に、白髪染めをしたら更に髪が傷んでしまいます。
ブリーチ剤は出来るだけ使わないようにした方がいいでしょう。
2の市販の明るい白髪染めをくり返す方法は、一度で明るくするのは難しいですが、何度か繰り返すと明るくなっていきます。
ただ、その時に根元から毛先まで同じ明るさでべったり塗ってしまうともともと暗くなっていた毛と、白髪として生えてきた根元と染まり上がりの色の明るさが違ってしまいます。
極端に言うと横じまになってしまうイメージです。
それを避けるには、根元は暗めの白髪染めを塗り、毛先の方は明るめの白髪染めを塗らなければなりません。
市販のもので染める場合、2種類の明るさの白髪染めが必要になります。しかし、セルフで上手にムラなく染めるというのはなかなか難しいようです。
それでは、3の美容室で明るく染める場合を具体的にレビューします。
白髪染めで黒くなりすぎた髪を美容室で明るくする場合
少し出てきた生え際などの白髪には、白髪染めトリートメントがセルフで手軽で使っていました。
初めてだったので塗り方のコツも分からず毎回全体に塗ってしまっていたため、真っ黒に暗くなりすぎてしまいました。
セルフで明るめのヘアカラーを試したのですが、うまく行かなかったため、美容室で明るくすることにしました。
髪を傷まないようにするため、ブリーチはせずに施術して頂きましたが、一度でだいぶ明るくなりました。
根元は白髪染めの8トーンと6トーンのヘアカラーを使用。
毛先が明るくなる可能性が低いため、根元は暗め設定です。7トーン位になる設定の方が望ましいです。
その後に、毛先は13トーンのヘアカラーを使用しました。これは、今回行った美容室で一番明るいカラー材です。
なるべく髪を傷まないようにするため、ブリーチ剤は使っていません。
白髪染めで黒くなりすぎた髪を更にハイライトで明るくする場合
ハイライトの部分はカラー材12トーンとブリーチ剤を3:1(ブリーチは1)で使用しました。
横ムラになるのと比べてハイライトは縦ムラになるので、白髪が目立ちにくいという利点があります。
部分的にブリーチ剤を混ぜて使うため、髪も傷みにくいのもいいですね。
傷みにくいのですが、ハイライトの入れ方で全体的な髪色がとても明るくなった印象にもなります。
縦ムラは白髪が少し伸びてきても目立ちにくいという利点がありますが、横ムラはとても気になります。
美容室では、プロは伸びた根元の部分は暗い色で染めて、毛先の方は明るい色で染めるので横ムラにはなりませんが、セルフで白髪染めをする場合、白髪が伸びる度に全体的に白髪染めをくり返してしまうので横ムラになりがちです。
セルフで白髪染めをする場合は、伸びてきた部分だけに塗ることを気をつけるとだいぶ仕上がりが変わってきますね。
白髪染めで明るい色を楽しみたい場合
白髪染めで明るい色を楽しみたい場合、もちろん美容室で染めればムラなく好みの色に染めることができます。
もっとリーズナブルに時間も掛けずにセルフで済ませたいという場合、明るい色にするために気をつけるべきことは、伸びてきた根元の白髪の部分は暗めの白髪染めで染めて、元々染めてある毛先の方は明るい色の白髪染めを使うということです。
明るい色を楽しみたい、もしくは髪と地肌に優しい白髪染めを使いたいという場合、美容室とセルフの両方をうまく取り入れるのが一番です。
美容室で明るい色に染める間隔をなるべく長めにして、その間、目立つ生え際や分け目をノンジアミンの白髪染めトリートメントをセルフで染めることがおすすめです。
白髪染めトリートメントは一番明るい色で染めれば、しっかり染まらなくても白髪ぼかしになり、次に美容室で染めるときにも邪魔になりません。
根元はしっかりと染料を塗りたいですが、ノンジアミンの白髪染めトリートメントなら頭皮への影響も最小限に抑えられます。
セルフと美容室を上手に取り入れて、白髪染めでも明るい色でヘアスタイルを楽しみたいですね。
髪と地肌に優しい白髪染めトリートメントについて興味がある方は白髪染めトリートメントの人気ランキング10選!肌に優しいおすすめを厳選の記事をご覧ください。
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